JIRAやConfluenceのアドオンをGoogle App Engineで動かす [Java]
JIRAやConfluenceのクラウド版のアドオンを作ってGoogle App Engineで動かすためのMavenアーキタイプを作成しました。
https://bitbucket.org/tkob/acspring-gcloud-quickstart
いまAtlassianのクラウド製品のアドオンを作るときはAtlassian Connectという作法に従って、Webアプリケーション(Atlassian製品の外で動作する)をアドオンとしてつくって製品と連携するということになっています。それをJavaで作るときはAtlassian Connect Spring BootというSpring BootベースのフレームワークがAtlassian公式として公開されています。
https://bitbucket.org/atlassian/atlassian-connect-spring-boot
JIRAアドオンを気軽に作ろうと思うとこれを動かすためのサーバーを見つけないといけません。ここで無料のサーバーで動かしたい…と思うと、今だとGCPのフリーティアーが候補になると思います。
1つの候補はCompute Engineのf1-microインスタンスを使うことですが、ここで問題になるのはAtlassian ConnectではHTTPS通信を必須としていることで、GCEの場合だと追加でドメイン取得が必要となります。
もう1つの可能性はApp Engineのスタンダード環境を使うことですが、(1) Spring BootはJava8以降が要件であること (2) フリーティアーで使えるストレージはCloud Datastoreしかない(Atlassian Connect Spring BootはSpring Dataを使ってインストール先ホストを保存するのだが、Cloud Datastore用のSpring Dataがない)という点が問題でした(appspot.comドメインはHTTPSが使えます)。
(1)については最近までGAEスタンダード環境ではJava7のみだったのが最近Java8対応したことで解消されました。(2)については自分で作ることで解消しました。1つ前の記事のSpring Data Google Cloud Datastoreがそれです。
手順にしたがってMavenアーキタイプからプロジェクトを作るとサンプルアプリが動くようになっていて、このアプリはJIRAから課題を取得してDatastoreに保存し、それを集計して表示するということをやっています(なお、Datastoreは集約関数が利用できないため本来こうした集計には向いていません。使い方の例としてそのようにしています)。
https://bitbucket.org/tkob/acspring-gcloud-quickstart
いまAtlassianのクラウド製品のアドオンを作るときはAtlassian Connectという作法に従って、Webアプリケーション(Atlassian製品の外で動作する)をアドオンとしてつくって製品と連携するということになっています。それをJavaで作るときはAtlassian Connect Spring BootというSpring BootベースのフレームワークがAtlassian公式として公開されています。
https://bitbucket.org/atlassian/atlassian-connect-spring-boot
JIRAアドオンを気軽に作ろうと思うとこれを動かすためのサーバーを見つけないといけません。ここで無料のサーバーで動かしたい…と思うと、今だとGCPのフリーティアーが候補になると思います。
1つの候補はCompute Engineのf1-microインスタンスを使うことですが、ここで問題になるのはAtlassian ConnectではHTTPS通信を必須としていることで、GCEの場合だと追加でドメイン取得が必要となります。
もう1つの可能性はApp Engineのスタンダード環境を使うことですが、(1) Spring BootはJava8以降が要件であること (2) フリーティアーで使えるストレージはCloud Datastoreしかない(Atlassian Connect Spring BootはSpring Dataを使ってインストール先ホストを保存するのだが、Cloud Datastore用のSpring Dataがない)という点が問題でした(appspot.comドメインはHTTPSが使えます)。
(1)については最近までGAEスタンダード環境ではJava7のみだったのが最近Java8対応したことで解消されました。(2)については自分で作ることで解消しました。1つ前の記事のSpring Data Google Cloud Datastoreがそれです。
手順にしたがってMavenアーキタイプからプロジェクトを作るとサンプルアプリが動くようになっていて、このアプリはJIRAから課題を取得してDatastoreに保存し、それを集計して表示するということをやっています(なお、Datastoreは集約関数が利用できないため本来こうした集計には向いていません。使い方の例としてそのようにしています)。
2017-10-09 17:15
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