YokohamaUnit 0.2.0 の新機能 [YokohamaUnit]
YokohamaUnit の 0.2.0 をリリースした。
https://github.com/tkob/yokohamaunit/releases/tag/v0.2.1 (バグフィックスの0.2.1に更新)
このリリースには次の2つの新機能が含まれる。
データ変換
テストを書いていると「フィクスチャをテスト可能なデータ型まで変換する」といった、 テストそのものには本質的でない処理がテストコード中にいくつも紛れ込んでしまうことがある。 例えば resources ディレクトリに配置したデータを InputStream から何らかのデータに変換したりといったようなことだ。
そうするとユーティリティメソッドを使って IOUtils.toString(is)
のように書くことになるのだが、
あまり美しくない。
0.2.0 導入された機能を使うと is as InputStream
と書けるようになる。
まずユーティリティメソッドを Java か何かで書いて、次のようにアノテーションをつける。
そうすると YokohamaUnit のテストからは次のように使えるようになる。
これを使うためには YokohamaUnit のオプションで -converter <base-package>
と指定すると、指定したパッケージ以下(カンマ区切りで複数指定できる)から変換メソッドを見つけてくれる。
不変条件チェック
テスト対象に下記のように Invariant アノテーションをつける。
そうすると YokohamaUnit の4フェーズテストの Setup と Exercise の後に、 テスト内容にかからわず常にこの不変条件をチェックし、満たされないとテストが失敗するようになる。
この機能を有効にするには -contract
のオプションを指定する。
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