Lua の考え方 [Lua]
Programming in Lua を読んでいて気持ちがいいのは Lua の設計思想が (1) 言語仕様には最低限の仕組みだけを用意し、(2) その組み合わせで高級な概念を実現し、(3) 出来上がったものに適度な syntactic sugar をまぶし、(4) それでも生の仕組みそのものは強いて隠さない、というやりかたで一貫しているところだ。
最低限の仕組みしか用意しないといっても Tcl や Lisp のように extreme な方向に走るのではなくて、あくまで「よく整理された」という印象を受ける。きっと Lua の作者は感じのいい人に違いない。
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